東急不動産ホールディングス株式会社 2018年3月期 決算説明会資料  

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表紙

注記

業績ハイライト

2018年3月期 決算・主要経営指標

2018年3月期 セグメント別実績

2018年3月期 期末BS

賃貸等不動産の時価評価

2018年3月期 キャッシュ・フロー計算書

2019年3月期 業績予想

2019年3月期 セグメント別業績予想

自己資本・有利子負債の推移

株主還元

ESG経営

セグメント別概況

参考資料

一括ダウンロード

決算短信等


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都市事業C ポートフォリオの特長〈渋谷エリア〉

つづいて、オフィスエリアとしての渋谷にフォーカスしてご説明いたします。
特徴の1点目として、低い空室率が挙げられます。

2012年以降の都心5区の空室率推移からご覧いただけるとおり渋谷区における空室率の改善はIT企業などの強い需要に支えられ、他の4区に比べより顕著なものとなっています。

2点目としてIT企業の集積が挙げられます。
右側の地図でご確認いただけるとおり、渋谷エリアは㈱サイバーエージェントや㈱ディー・エヌ・エー、GMOといった日本を代表する多くのIT企業の本拠地となっています。
こういったIT企業は今後もさらなる成長が見込まれ、旺盛な需要は今後も続くものと考えております。

また、左下に渋谷エリアに拠点をおくテナント様の声を記載しております。
流行・文化の発信地である渋谷で常に新しいモノに触れる環境で働きたいであったり、採用強化や良好なアクセス、自社の企業イメージとの合致などを理由に、渋谷を選択されたとの声が挙がっております。
こういった渋谷独自の魅力がテナント様に評価され、現在の低い空室率につながっているものと考えております。

一方で、渋谷エリアの課題は優良な大規模オフィスの不足を理由として多くの成長企業が渋谷外に流出してしまったという点が挙げられます。
東急グループでは今後、渋谷駅周辺の再開発で大型オフィスの床を供給することで、課題であったオフィス床不足の解消を図っていきます。