東急不動産ホールディングス株式会社 2023年3⽉期  

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注記

目次

中期経営計画の進捗状況

2023年3月期決算及び2024年3月期業績予想の概要

セグメント別概況

サステナビリティ、DXに関する取り組み

「中期経営計画 2025」の概要

一括ダウンロード

決算短信等


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DXの取り組み

DXの具体事例についてご紹介します。
既にビジネスプロセス及びCXの面では複数の取り組みが進行中です。

まずは住宅事業におけるマンションのデジタルツイン化についてです。
アクセンチュアと戦略的パートナーシップを締結し、同社が提供するCGI(Computer Generated Imagery)を活用することで、BRANZ物件のデジタルツインの制作とCX向上、モデルルームの建設等にかかる環境負荷低減等を図ってまいります。
既にデジタルコンテンツを活用した販売に取り組んでおり、デジタルツインが精緻なシミュレーションツールである点を最大限に生かしながら、モデルルーム見学と遜色のない体験価値、一部においてはモデルルームを超える体験価値の提供を目指してまいります。

続いてニセコ東急グラン・ヒラフにおける、国内初のスキーNFT「ニセコパウダートークン」の販売についてです。
ニセコのパウダースノーは「JAPOW(Japan+Powder+Snow)」として世界からも認知されていますが、同スキー場でのアーリーエントリー権(開場時間前に入場し、誰よりも早く滑れる権利)付きNFT(non-fungible token/非代替性トークン)の販売を行いました。
リアルな体験価値とNFTを結び付けた新しい体験価値を提供するとともに、NFTを活用した日本の観光資源と不動産の価値向上に取り組んでまいります。

最後にシニア向け住宅「グランクレール」における「RehaVR」についてです。
東急イーライフデザインが運営するシニア向け住宅「グランクレール」シリーズにおいて、外出機会が限られる高齢のご入居者様向けに、「RehaVR *」を導入。
360度のVR動画を楽しみながら自転車運動を行い、臨場感ある外出疑似体験等が可能となります。