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DXの具体事例についてご紹介します。
既にビジネスプロセスの面では複数の取り組みが進行中です。
最初に不動産仲介事業におけるAI査定の導入です。
「マンション価格査定AI」では、実際の査定データとデータサイエンスを活用し、誤差率を低水準に抑えたAIの開発に成功しました。
東急リバブルでは年間30,000件のマンション査定を首都圏エリアで受託しており、このAIを活用することで約15,000時間の削減効果を見込んでいます。
削減された時間は、人の力でしか出来ない顧客接点の深化・拡大業務に充てることで、人的資源の最大化を図る方針です。
そして将来的には、本システムの外部提供も検討してまいります。
続いて再生可能エネルギー施設のBIツールによる管理です。
東急スポーツオアシスの営業管理システムを活用し、データの統合及び可視化を行うBIツールを開発しました。
再生可能エネルギー発電施設のデータ集計には多くの人手と時間を要していましたが、BIツール活用により、削減された時間の他業務への活用及びデータの標準化等の効果を発揮しています。
当社グループのDXはまだ初期段階ではありますが、今後も前ページでご説明したロードマップの実現に向け、グループ一丸となってDXに取り組んでまいります。
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