東急不動産ホールディングス株式会社 2021年3⽉期 第3四半期決算の概要  

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目次

2021年3月期 第3四半期決算概要

都市事業

住宅事業

管理事業

仲介事業

ウェルネス事業

ハンズ事業

ウェルネス事業・ハンズ事業における取り組み

次世代・関連事業

自己資本・有利子負債の推移

ハイブリッドファイナンスの実施

株主還元

社会課題に対応する事業展開

サステナブル経営<外部評価>

一括ダウンロード

決算短信等


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<ライフスタイル創造の進化>

社会課題に対応する事業展開についてご説明いたします。

当社グループではこれまでも、街や社会に新しい価値を生み出し、事業活動を通じて社会課題を解決してきた歴史があります。
そしてこの新しい価値を生み出すためのキーワードが「ライフスタイル創造」であり、ハコやモノの枠を超えてライフスタイルを創造・提案する企業グループとして、新しい住まい方、新しい働き方、新しい過ごし方の提案を通じて、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。
昨年度より、統合報告書等で、この「ライフスタイル創造」が3つのフェーズでの進化してきたことについてご説明してきました。

マンションや戸建住宅の開発・分譲に始まり、商業施設、ホテルやリゾート施設、さらにオフィスビル等のハコの供給を通じて、社会に新しいライフスタイルを提供した「ライフスタイル創造1.0」。
モノからコトへの消費の変化のなかで、それぞれのハコを中心に管理、仲介、運営へと不動産業の枠を広げ、新しい住まい方、新しい働き方、新しい過ごし方というソリューションを提案した「ライフスタイル創造2.0」。
そして現在、ライフスタイルや価値観の多様化、テクノロジーの進化などを受け、「住まい方」「働き方」「過ごし方」という3つの領域の垣根が低くなっています。
当社グループの価値創造も、あらゆる生活シーンが融合した「ライフスタイル創造3.0」を実現していくために、それぞれの事業の厚みや事業間のシナジー発揮が不可欠です。
コロナ禍において社会やビジネスの変容は想定よりも早く訪れていますが、今こそ当社グループのシナジーを活用した事業展開で優位性を発揮すべきと考えます。