東急不動産ホールディングス株式会社 2023年3⽉期第1四半期決算の概要  

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目次

2023年3月期第1四半期決算の概要

セグメント別概況

サステナビリティ、DXに関する取り組み

財務資本戦略

「中期経営計画 2025」の概要

一括ダウンロード

決算短信等


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DXの取り組み

DXの具体事例についてご紹介します。
既にビジネスプロセス及びCXの面では複数の取り組みが進行中です。

まずはTFHD digital株式会社の設立についてです。
「GROUP VISION 2030」で全社方針に掲げたDXの更なる強化に向け、DX機能の内製化及び専門人材の重点的な獲得・育成を図るためのDX機能会社として設立されました。
再生可能エネルギー事業のページでご紹介している「一般社団法人再生可能エネルギー地域活性協会」(略称:FOURE)のHPでは、発電情報の見える化を実施した「再エネデータベース」を開発、公開いたしました。

続いて東急リバブルによるデジタルとリアルを組み合わせた販売拠点「銀座サロン」の開設についてです。
マンションや戸建住宅の販売は、コロナ禍によるウェビナーやオンライン商談の普及に伴い、購入を検討中のお客さまはモデルルームへ来場される前の段階で、効率的に多くの物件情報を得やすい環境となりました。
お客さまご自身の都合の良いタイミングで効率よく必要な情報を得て、より多くの物件から希望に近い住まいを選びたいというニーズは、物件見学の場面でもより高まってくることが想定されます。
そのような変化に対応すべく、従来の各拠点への集客に注力した販売から、デジタル技術を活用した原寸大の室内空間の再現や3D建物模型、及び間取りプランのVR化等により、一つの拠点で継続的に複数物件のリアルな体感を提供していく販売手法への転換を図ります。
同時に、自社開発物件での活用以外にも、販売経費や販売期間を短縮した提案により販売受託物件の拡大を目指してまいります。