東急不動産ホールディングス株式会社 2023年3⽉期第1四半期決算の概要  

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目次

2023年3月期第1四半期決算の概要

セグメント別概況

サステナビリティ、DXに関する取り組み

財務資本戦略

「中期経営計画 2025」の概要

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決算短信等


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ハイライト

ハイライトです。

第1四半期の業績は、営業利益249億円、親会社株主に帰属する当期純利益144億円となり、前年同四半期比で大幅な増益となりました。
分譲マンションの計上戸数及びアセット売却益の増加、前年同四半期の各営業施設における緊急事態宣言等による営業活動への制約に対する反動増が主な要因です。
第1四半期における営業利益としては過去最高益となり、2023年3月期通期の予想に対する進捗率は27.7%となりました。

新型コロナウイルスの影響は継続する一方で、3年ぶりとなる行動制限の無いゴールデンウィークを迎える等、営業活動への制約は徐々に緩和されています。
インバウンド需要の回復には時間を要するものの、国内需要は新型コロナウイルスの影響を受ける一部の事業においても一定の回復が見られました。
ただし、直近の感染再拡大の状況には注視が必要です。

非財務面でのトピックスとしては、世界的なESGインデックスである「FTSE4Good Index Series」に13年連続で選定されました。
「FTSE4Good Index Series」は、FTSE Russellが開発した指標で、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの側面から世界各国の大手企業の持続可能性を評価し、総合的に優れた企業を選定し、構成されます。
今回の選定にあたってはESGにかかわる経営課題への当社グループの取り組みが、将来にわたり持続的成長が期待できる企業としての評価をいただいた結果ととらえております。

最後に、「中期経営計画 2025」を5月に発表いたしました。
本中期経営計画は、昨年発表の「長期経営方針」における「再構築フェーズ」と位置付け、アフターコロナの再成長に向けた稼ぐ力と効率性の向上を推進します。
2030年度のありたい姿の実現に向け、強固で独自性ある事業ポートフォリオの構築を目指します。