東急不動産ホールディングス株式会社 2024年3⽉期  

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注記

目次

ハイライト

中期経営計画の進捗状況及び企業価値向上に向けた取り組み

2024年3月期決算及び2025年3月期業績予想の概要

セグメント別概況

パートナー共創に関する取り組み

サステナビリティ、DXに関する取り組み

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決算短信等


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ハイライト

ハイライトです。

2024年3月期の決算は、営業利益1,202億円、親会社株主に帰属する当期純利益685億円となり、対前期増収増益となりました。
アセット売却や売買仲介の好調、旺盛な内外需要の取り込みによるホテル事業の好調等が寄与しました。
中期経営計画の最終年度である2026年3月期のすべての財務目標を2年前倒しで達成し、
期末配当を従来予想から3.0円増配し、年間配当は31.0円、配当性向は32.2%となりました。

2025年3月期予想についてです。
営業利益1,300億円、親会社株主に帰属する当期純利益700億円を計画しています。
インフレ進行や国内金利上昇懸念等、不透明な事業環境下ではあるものの、引き続き不動産売買・分譲住宅マーケットの好調を見込み、
売上・各利益共に過去最高を更新し、年間配当は1.0円増配の32.0円の計画です。

続いて、2023年11月に竣工したSakura Stage(渋谷駅桜丘口地区再開発)の持分の一部売却決定についてです。
2024年2月8日に、SHIBUYAタワーのオフィス部分の区分所有権49%分の共有持分相当の売却を決定いたしました。売却益は2025年3月期及び2026年3月期に計上予定で、長期経営方針で掲げる事業方針「パートナー共創」の一環として、他人資本活用による関与アセットの拡大と効率性向上の観点から実施いたします。

最後に、国内事業会社初の「RE100」認定についてです。
グループの中核会社である東急不動産株式会社に対し、RE100事務局であるCDPが正式な審査を経て「RE100」の達成を認定しました。
本認定は国内事業会社として初めてとなります。今後も事業を通じた脱炭素社会への貢献を図ってまいります。