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社会課題の解決を図る次世代物流センター

物流施設「LOGI'Q三芳」

3 すべての人に健康と福祉を 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 17 パートナーシップで目標を達成しよう
三富新田をモチーフにした外観が特徴の「LOGI'Q三芳」にて
東急不動産株式会社 平林 夏生 アスクル株式会社 執行役員 ECR本部 本部長 天沼 英雄さま

INTERVIEW

新しい働き方を提案し、地域に愛される場所へ

東急不動産株式会社 都市事業ユニット インフラ・インダストリー事業本部 ロジスティクス事業部
平林 夏生

「LOGI'Q三芳」は、旧ASKUL Logi PARK 首都圏の建替え事業として始まり、テナント企業のニーズに応じて建築を行うBTS型物流施設です。安心安全を追求し、地域との共生をめざす「サステナブル・ロジスティクス」と、物流施設のイメージを変える「新しい働き方の提案」をコンセプトに、総合デベロッパーならではの施設を完成させました。

「サステナブル・ロジスティクス」に向けては、新しい法令基準や消防ガイドラインを上回る消防設備の設置など、安全面で細心の注意を払っています。また、世界農業遺産登録をめざす「 三富新田 さんとめしんでん 」 をイメージした外観や遊歩道の整備など、地域に長く愛される施設づくりを提案。施設内には、働く人のモチベーションや生産性を高める仕掛けを取り入れ、従業員の健康づくりを目的とした「ちょいトレパーク」、ジェンダーレスを意識しながら空間を楽しく演出した「いろどりトイレ」、五感に訴える音響空間サービス「KooNe」、ストレスを軽減するオリジナルアロマなど、都心のオフィスを上回る働きやすい環境を提供しています。

新型コロナウイルスの影響もあり、Eコマースや物流への需要はますます高まっています。その一方で、人手不足が深刻化するとともに、働く人の多様化や労働環境の改善など、物流業界は多くの課題に直面しています。私たちの考える新しい働き方の提案が、こうした社会課題を解決する一助になればと願っています。

2016年にスタートした「LOGI'Q」ブランドは、次世代物流センター創出に向けて進化を続けています。企業連携でローカル5Gやスマート物流の推進などに取り組み、社会インフラを支える一員として、物流の未来に貢献していきたいと思っています。

INTERVIEW

独自性の高い場づくりで働く人のための施設に

アスクル株式会社 執行役員 ECR本部 本部長
天沼 英雄さま

火災で焼失した物流センターの再建を東急不動産に依頼した理由は、総合デベロッパーらしい、新しい働き方を具現化する提案内容が決め手でした。オフィスビル開発の経験で培った場づくりは独自性に富み、とても魅力的でした。人のあたたかみが感じられる施設づくりをめざすブランドコンセプトにも、高い共感を得ました。業界の人手不足は喫緊の課題です。良好な環境は労働力を確保し、生産性向上につながります。「LOGI'Q三芳」は働く人のための施設であると確信しています。

屋上の「みはらしテラス」からは三富新田が見渡せ、木製のデッキで疲れた体にホッとひと息つけられるリラックス空間に。

INFORMATION

「LOGI'Q(ロジック)」のコンセプトは都心のオフィスを上回る快適さと、働くことがステータスになる空間。今までの倉庫のイメージを払拭し、付加価値の高い施設をめざしています。2020年10月現在、国内10施設で展開しており、2020年1月に竣工した「LOGI'Q三芳」(埼玉県入間郡三芳町)では、共用部家具に間伐材を活用するなど、環境配慮の取り組みも進めています。

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