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人的資本経営

人的資本経営について

当社グループにおける「人的資本経営」とは、「GROUP VISION 2030」及び「中期経営計画2025」の実現に向け、経営戦略と連動した人財戦略を策定及び実行することで、持続的な価値向上に取り組むことを指します。当社グループは100社超・約3万人の従業員の知識・スキルや意欲を「人的資本」と捉えて積極的に投資することで、「価値を創造し続ける企業グループ」と「誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来」を目指します。

人的資本経営についての図

推進体制・仕組み

人財戦略を経営戦略と連動させるために、サステナビリティ委員会・リスクマネジメント委員会へ人財戦略の課題およびKPIの進捗を報告したうえで、方針を経営層で討議、その結果を取締役会に報告しております。また、戦略を実行するために各種会議体の設置やモニタリング活動など、体制や仕組みを整備しております。

推進体制・仕組み

役員メッセージ

内藤 秀人

東急不動産ホールディングス株式会社 執行役員
グループサステナビリティ推進部 / グループ人事部 担当

内藤 秀人

企業や個人を取り巻く環境が大きな変化を迎える中で、人的資本の重要性はますます高まっています。とりわけ、100社超・約3万人の従業員から構成される当社グループにおいては、多様な人財が活躍する組織づくりが経営基盤の強化において重要だと考えています。

当社グループは、長期ビジョン「GROUP VISION 2030」の実現に向け、3つの人財戦略を策定し、進めています。1つ目の「価値を創造する人づくり」は、グループ理念と経営戦略に基づいた、人財の育成に関する方針です。長期ビジョンの実現に向けてグループ理念の浸透を図るとともに、全社方針と連動するDX人財の育成と環境経営に基づく人財育成を掲げています。2つ目の「多様性と一体感のある組織づくり」は、グループの価値創造を支える社内環境整備に関する方針です。女性の活躍推進やDE&Iの取り組みに加えて、イノベーティブな組織風土の醸成に取り組んでいます。3つ目の「働きがいと働きやすさの向上」は、従業員一人ひとりを支える社内環境整備に関する方針です。健康経営の推進や、柔軟な働き方の支援に加えて、ワークエンゲージメントの向上に取り組んでいます。

これら3つの人財戦略に取り組むことで、グループ従業員に対して、心も身体も健康に、モチベーションと志をもって働ける環境を実現するとともに、生産性が高く、広く社会に貢献する人財を輩出し、バリューチェーンの最大化を目指していきます。